【誓約書】子どものスマホルールをガチで考える

保護者の方へ -親学-

私が受ける保護者からの悩みや相談で、圧倒的に多いのが、「子どもがスマホばかり触っている」件。

これを解決できるのは、家庭での徹底したルール作りだけです。

ただ、ゆるいルールだと、拡大解釈したり抜け道があったりで、お互いにイライラが募るばかり。

これを機に、きっちりとルールを作り、気持ちよくスマホを使ってもらいましょう。

 

私はこれまでたくさんの親子のスマホ問題に協力してきましたので、スマホルールの一例を紹介したいと思います。

 

スマホ購入前に、プランやスペックを決める

スマホの料金を計算

たとえば、分割払いで月額1800円未満になる機種・プランにするなど、上限を決めておくといいでしょう。

スマホにかかるお金は家計を圧迫します。

子どもに、毎月いくらのお金がかかっているか意識させておくのも大事だと思います。

SNSメインの使用であれば、ハイスペックな機種は不要!自宅がwifi環境なら、通信容量の低いプランにしましょう!

スマホを持つ理由について

なぜスマホを持つことにするのか、お互いにハッキリさせておきましょう。

※友達がみんな持っているから、というのは無しです。

基本は「連絡用」として使用する、でいいと私は思います。

スマホマナーについて

スマホのマナーや正しい使い方

スマホを持たせる限り、マナーは親の責任で明確に教えてあげてください。

まずは公共の場での使い方はもちろん、個人情報のことなど、教えることはたくさん…!

スマホに必死で下ばかり見てないで、顔を上げていろんな人や物事と触れ合ってほしいですね。

スマホを使用する時間帯・タイミングについて

夜〇〇時から翌朝〇〇時までは親が預かる、というのが最もトラブルを回避できるかと。

たいていの家庭でのスマホトラブルは、子どもが夜中にこっそりスマホをしていて、寝不足になったり勉強がおろそかになる点です。

食事・入浴・勉強・就寝のときも当然NGですね。

アプリについて

スマホのアプリ

新しくアプリをインストールする際は、親が一緒に行うようにします。

有害なものではないかどうか、確認してあげましょう。

また、ゲームアプリは3つまで、無料アプリのみOK、課金は禁止、などの利用上の注意も忘れずに。

家族との連絡について

親からの電話は100%出る、レスポンスはすぐにするように約束しておきましょう。

肝心なときに連絡がとれないと、スマホを持たせている意味がなくなります。

外出時のスマホ使用について

友達と遊びに行く

友達と遊びに出かける際にスマホを持たせることは問題ないと思いますが、使い方についてはルールを決めておきましょう。

できればスマホばかり触っていないで、直接会話を楽しんでもらいたいものです。

学校に行く

学校の方針によりますが、学校へのスマホ持ち込みは何かとトラブルになりがちなので、家に置いていくほうが安全だと思います。

塾や習い事に行く

送り迎えの連絡のために使うこともあるでしょう。

レッスンや授業が始まる前に電源を切るなど、マナー指導についても忘れずに。

家族と出かける

家族と出かけているのに、スマホばかり見られていては楽しめません!

みんなで会話をして、景色を見て、買い物をして、美味しいものを食べて、遊ぶ。

家族の時間をスマホに奪われないように、いつスマホを触っていいか一緒に考えましょう。

スマホの破損、紛失について

子どものスマホルール

子どもですから、一度や二度は壊したり無くしたりするでしょう…。

ただ、それらの修理や買い替えについては、子どもに自己負担させます。

スマホを大事に扱うこと、また、お金を貯めておくことを約束しておきましょう。

やめてほしいスマホの使い方について

人の悪口を言うのは最低です。悪口を言う人を傍観するのも最低です。

また、写真や個人情報を許可なく送信・投稿することもダメですね。

友達に煽られたり誰かに強制されて、自分の体の写真を送ってしまうようなことがあれば、人生を大きく変化させてしまうかも。

子どもが勝手に学んでいくわけではないので、教えてあげてください。

親によるスマホチェックについて

子どものスマホルール

親によるスマホチェックは必ず行うべきです。

たとえば「週に1回」なのか「毎日」なのか「不定期」なのか、子どもの性格を考えて決めてください。

ここは親の権限なので、はっきりと宣言していいと思います。

検索履歴、SNSの相手、送受信の内容、投稿内容、コメント、アプリの利用履歴など。

あと、パスワードを共有しておくことも忘れずに。

ルールが守れなかった場合について

きっとルールを守れないことは出てきます。

その場合に、注意だけにするのか、ペナルティを課すのか、解約してしまうのかは、ご家庭の方針で。

失敗から学ぶこともあるので、叱るだけではなく冷静に話し合うことができれば良いですね。

隙をなくしつつ、息苦しくないように。

子どものスマホルール

スマホでゲームばかりしている姿を見ると、親としては不安になります。

ただ、ゲームアプリも優良なコンテンツがたくさんあります。

昔ながらの遊び(パズルゲーム、クイズとか)をアプリにしたようなものは良いと思うのですが、どうでしょうか?

親子喧嘩しないためには?

大 大 大前提として、「このスマホは親のお金と名前で購入して、貸してるんだよ。そこを忘れた日には没収するからな?」ということをしっかり理解してもらっておきましょう。

お互いに徹底してルールを守る

スマホを持っていてもトラブルがない家庭は、子どもにルールをきっちり守らせています。

親が見ないふりをしたり、「今日はいいか」と甘やかすと、子どもはルールを軽視してしまうので、注意です。

また、ころころとルール変更があると信用を無くすので、変更も最小限に。

子どもが交渉してきたら一緒に考える

スマホの制限をもう少しゆるくしてほしい…ということを言われることもあるでしょう。

そのときはしっかり対話。

制限を緩めるかどうかより、その理由や背景が大事だと思います。

交渉権はお互いにあり、いつでも話し合う姿勢があることを分かってもらいましょう。

定期的にルールの見直しをすることにしておけば楽かもしれませんね。

 

中学生や高校生向けに、本格的な誓約書を書かせてみてはどうでしょうか。

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各家庭でもアレンジしてみてください!

 

ではこのへんで。グッドラック☆

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