良い塾の選び方を徹底解説。このチェックリストで失敗しない!

塾との付き合い方

塾ってたくさんあって、何を基準に選べばいいかわからなーい

こういった疑問にお答えしていきます!

 

この記事を書いている 私chiyo は、塾での指導歴が14年になります。

横のつながりで、よその個別塾の雰囲気を見せてもらうことがあります。

私から見て、「この塾は生徒が集まっているな」「勢いがある」「生徒が楽しそう」と思う塾には共通点があります。

良い塾の見極め方【これで塾選びに失敗しない】

入塾面談や体験授業のときに、以下の項目をチェックしてください。

なお、ここでは各項目を詳しく解説しますが、

ページの最後にチェックリストをつくっておいたので、どうぞコピーなりスクショなりしていってくださいね。

生徒の様子

【生徒がたくさん来ている、生徒が楽しそうに通っている】

それはつまり、

【成績が上がっており、塾と生徒との関係が良好である】という公式が成り立ちます。

講師・スタッフの様子

塾にとって最大の商品は 講師やスタッフ です。

指導力は授業を受けてみなければ分かりませんが、熱意、元気、知性、清潔感など、第一印象で感じるものはあるはず。

なんか違う…といった直感も大事にしてください。

生徒にとって、第一印象が悪いとあまり授業を聞く気になれないんですよね。

小中学生の場合、できれば担当してもらう講師は同性がいいでしょう。特に女子生徒には女性講師が安心だと思う家庭もあると思うので、講師の男女比も気にかけておいてください。

教室責任者の様子

この人の存在次第で、教室(または校舎)の雰囲気が変わります。

暗くてシン…とした教室だったのが、新しい教室責任者が来たことで、集中した空間ながらも明るい教室に様変わりすることは普通にあります。

塾といっても、結局は 人 と 人 との付き合いです。

学校の友達やママ友がお勧めしてくれても、あなたに合うとは限りません。

特に小規模の塾だと、教室責任者の人柄をよく見ておきましょう。

挨拶

挨拶といえば基本中の基本なのですが、挨拶しない講師やスタッフがいる塾はあります。

教室責任者の教育が行き届いていないということです。

生徒を元気よく迎えようと、明るい挨拶をしてくれる塾には、やはり生徒が多く集まっています。

面談や相談会などの頻度

先生はたいてい「いつでも相談してくださいねー」と言ってくれますが、生徒や保護者からアクションを起こすのって、ちょっと勇気が必要だったりします。

塾側が設定してくれる面談や相談会が、年に何回あるのか確認してみてください。平均は年に3回程度です。

また、ちょっと相談や質問をしたいときに、LINEのようなメッセージアプリを使えるか聞いてみてください。

時々、おじいちゃん先生のやっている塾で、電話じゃないとダメ、というところがあります( ;∀;)

面談力

きちんと話を聞いてくれて、目的や悩みに対しての方法論を明確に話してくれるような塾が理想ですね。

実力のある先生は、一度の面談で生徒のやる気を上手に引き出してくれます。

それがきっかけで勉強へのモチベーションも上がるかもしれません。

授業のコマを増やせだの、もっと教材を買えだの言ってくる塾は、セールスにしか興味がないので、やめておきましょう。

10年以上続いている

塾って、競争の激しい業界でして、結構つぶれています。

新規の教室ができても、3年~5年以内につぶれていきます。

そんな中で長年続いているということは、指導力のある塾だと考えてよいでしょう。

近隣の学校のことをよく知っている

「〇〇中学の△△先生は、超難問を出すんだ」

「☆☆小学校の■■先生は、前に★★小学校にいたよね」

といった具合で、近隣の学校情報に詳しい先生がいます。

その情報はどこから得ているかというと、生徒と保護者です。

生徒と保護者とコミュニケーションを取りながら、情報を蓄積していっているのです。

それがテスト対策や、学校授業フォローにつながっていくというわけです。

授業料や教材費が明瞭

ホームページやチラシなどでは、料金のことを全て載せていません。

なぜかというと、生徒のニーズによって料金が少しずつ変わるから。

良心的な塾なら、面談のときに、毎月の支払がいくらになるのか丁寧に説明し、見積もりを出してくれます。

後出ししてくるような塾は本当に良くない。

自習スペースの環境

いまどき自習スペースが無い塾は無いと思いますが、自習スペースの環境はどうでしょうか。

広い空間が好き、個人ブースになっているほうが集中できる、など人によって好みが分かれると思いますので、自習スペースは見せてもらってください。

試験の前には授業よりも長い時間を過ごすことになる空間ですから、居心地の良さは大事ですね。

塾選びで気を付けたい売り文句

成績アップの鍵

「合格実績ナンバー1」「〇〇校100名合格!」

合格実績の数字は、冷静に見ましょう。

合格者数や合格実績校というのは、塾によってカラクリがあります。

塾の母数に対して何人が合格したのかを知らないと、その塾の本当の実力は分かりません。塾全体の合格者数ではなく、教室(または校舎)単位の合格者数を教えてもらいましょう。

塾生ではなく塾の模試を受けただけの生徒なのに、その子も塾の合格者としてカウントされていることもあります。

合格者数が矛盾するといって、裁判沙汰になった塾もあります。

「成績保証」「成績が上がらなければ返金」

こういう宣伝文句って、実は流行りがあるんですよ。

一時期は「成績保証」という言葉をどこの塾もチラシにのせていました。

これらにはもちろんキビシイ条件があります。

チラシやホームページの、下のほうーーーに、小さーーーく、条件や注意書きがあるのでお見逃しないように(-_-;)

「9800円~」「地域最安値」

これらの表記めちゃくちゃ多くて誤解をうむんですが、

たとえば「9800円~」という料金設定だと週1コマ(1科目)の授業であることが多いです。

1万円切るんだ!と思いきや、税別だったりしますし、設備費として別途料金が発生することもしばしば。

騙しているわけではないのですが、あくまで授業料だけなら「9800円」とか「地域最安値」になるわけです。

良い塾の見極め方 チェックリスト

通っている生徒について

✅生徒の人数は?(教室全体で/同じ学校で)

✅学年のバランスは?

✅勉強している様子は?塾に入ってくる様子は?

✅うるさい生徒はいる?

 

講師・スタッフの様子について

✅熱意、知性、品性は感じられる?

✅清潔感がある?

✅正しい敬語は使えている?

✅講師の男女比は?

 

教室責任者の様子について

✅ 熱意、知性、品性は感じられる?

✅清潔感がある?

✅勉強や受験について豊富な知識と経験がある?

✅相談や質問がしやすそうか?

✅勉強や進路で悩んだときに頼れそうか?

 

挨拶について

✅元気のいい挨拶で出迎えてくれたか?

✅視線を合わせ、笑顔で挨拶してくれたか?

 

面談や相談会について

✅面談が年に3回以上あるか?

✅気軽に質問や相談できるツールが用意されているか?

 

面談力について

✅話をきちんと聴いてくれているか?

✅悩みに対する解決策を持っていそうか?

✅やる気やモチベーションを刺激してくれたか?

✅約束の時間を守っているか?

 

長年の実績について

✅長年地元で認知されている塾か?

 

近隣の学校情報について

✅学校のテスト、先生、学年の様子に詳しいか?

 

料金について

✅金額の説明や丁寧な見積もりは出してくれたか?

✅教材費に数万円も請求されていないか?

 

自習スペースの環境について

✅自習スペースは好みに合っているか?

✅自習スペースのルールはきちんと守られているか?

 

塾の選び方にはあなたなりの基準も持って

厳しい塾がいい、優しく丁寧に教えてくれるほうがいい、など人によってニーズはさまざま。

自分の基準と、塾に通う目的を忘れずに。

友達が薦めてくれたとしても、きちんと面談と体験授業を受けて、自分の判断で決めてください。

受験が終わったときに「この塾でよかった」と心から思えるような塾を探しましょう。

 

以上です!

それでは良い塾に出会えますよう!グッドラック☆

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