学校の3者面談って正直 短くないですか?
20分程度の限られた時間で充実した面談にできるかは、事前の準備にかかっています。
7月の3者面談は何を話すの?
学校としては、
- 1学期の報告(授業態度、成績)
- 志望校の聞き取り
といったところがメインです。
準備してから3者面談へ
何事もそうですが、物事を成功させるには準備が9割といいます。
3者面談も同じように、きちんと準備をしていきましょう!
志望校を第2志望まで言えるように
この時期の面談では、先生は志望校について「受かる」とか「厳しい」ということを、はっきり言いません。
それは誰しも夏からでも本気を出せば合格可能性は上がるし、手を抜けば合格可能性は下がるからです。
この時期に安易に「いけるよ」「やめておいたほうがいいよ」と言うような先生を、私はちょっと信用できないかな。
だから、とりあえず行きたいと本気で思っている学校を2校言えるようにしておこう!
志望する理由を言えるように
志望校と併せて、なぜ行きたいかも言えるように。
- この学校になら水球部があるから
- 吹奏楽部で全国に行きたいから
- 〇〇先生の授業を受けたいから
- 進学実績/就職実績が良いから
- 図書館の所蔵数が多いから
- 制服がかわいいから
とかね!
「この学校ぐらいには行っておきたい」、という理由も悪くないけど… 正直こういう理由しかない人は、私の経験上モチベーションの維持が難しいです。もっと言うと合格率が低い。
せっかくだから、行きたいと思う理由が出てくるくらい、学校のことを調べてみてね。
内申を上げるために何が必要か聞く
面談の中で1学期の成績を教えてくれることが多いです。
もちろん担任からコメントがあると思いますので、しっかり聞き逃さないように。
質問も必ずしてください! オール5の人でも質問することがないことないはずです。
- 国語を「3」から「4」に上げるには何をすればいいですか?
- 理科のテストを頑張ったけど「4」。あと何が足りなかったんですか?
- 英語で「5」をとったのはクラスに何人ですか?
- この中で一番ヤバい科目はどれですか?
- どの科目に力を入れるべきですか?
担任の教科とは違うから、どうせ質問しても分からないだろうな~だなんて思わずに、とりあえず他の教科のことでも聞いてみて。
この時期の面談ではこれが最も大事な項目だと思います。
夏休みに何をすべきか聞く
言わずもがな、夏休みは実力が伸びやすいときです。
夏休みの宿題以外で、何を強化すべきか担任に聞いておくこと。
面談時間は限られているので、ざっくりとしたアドバイスになることも多いけれど、それでも必ず聞いておこう。
質問の例としては、
- 優先すべき科目を順に3つ教えて?
- (担任の指導科目の)勉強のコツは?
- とりあえずなんでもいいからアドバイスを3つ教えて?
- 休み明けのテスト(模試)で点をとるには?
持っている資格や模試成績データを持参
英検準2級以上であれば受験で武器になる可能性が高いので、持っているなら面談の場で担任に伝えておきましょう。
3級でも、一応担任の耳に入れておくといいです。
外部で受けた模試のデータは、学校の担任は知る由がありません。もし受けているのであれば持参して見てもらいましょう。(コピーして渡しておくと間違いない!)
3者面談のよくある疑問
●3者面談は母が行く?父が行く?両親二人とも行く?
→母でも父でも、二人で行っても構いません。
●質問攻めは先生を困らせる?
→時間の許す限り質問して大丈夫です。遠慮はいりません。
●面談の場で授業改善の要求をすると悪印象になる?
→悪印象になるとすれば、言い方の問題だと思います。子どもに代わってきちんと要求を言ってあげてください。
●どうしても相談したい深刻な問題があるときは?
→7月の面談は進路のことがメインです。別で時間をとってもらうようにしたほうがいいですね。
3者面談のまとめと持ち物
年に1、2回の機会しかない面談で、話せる内容はとても限られてきます。
しかも、担任としては3者面談は相談の場というよりも意思確認の場と捉えている人がほとんどです。
ですから、できる限り下調べなどの準備をしてから面談に臨むのが正解ですね。
じっくり時間をかけて相談したいなら、塾の先生にするほうが絶対いいです。予約しておけば1時間ぐらい時間をとってくれます。
面談では、メモとペン、英検の合格証明、模試データなどを持参しておくのをお忘れなく!
ではこのへんで。グッドラック☆