学校説明会の”個別相談”で何を聞けばいいの?

中学生の人へ

中学や高校の入試説明会やオープンスクールに行くと、個別相談ブースというものが必ず設置されています。

そこでは学校の先生が待機していて、参加者は誰でも質問や相談をすることができます。

「個別相談って、何を聞けばいいんだろう?」という方は、ぜひ読んでいってくださいね。

なお、この内容は私が過去に学校の先生にインタビューした内容に基づいています。

個別相談で聞いていいこと

合格可能性

え、そんなこと聞いちゃっていいの?と思われそうですが、全く問題ありません!

模試やプレテストの結果、学校の成績表を持参して見てもらい、合格するにはあとどれぐらい必要なのかを聞きます。

ただし、先生としてははっきりと答えてはいけないところなので、あくまで参考程度に聞くようにしてください。

「今のまま頑張って」と言われるようであれば、合格可能性はそこそこだと思っていいです。

学習アドバイスをもらう

ぜひ具体的に聞いてみましょう。

何を強化していけばいいか、科目ごとに相談してもいいです。

過去問を見ながら、落としてはいけない問題はどこかを聞いてみてもいいですね。

「数学の大問1は全問正解してね」「国語では四字熟語を勉強しておくといいですよ」など教えてもらえるかも。

入試制度の確認や質問

入試説明会の最後にある質疑応答タイムだと、大勢の前だと聞きづらかったりしますよね。

そんなときは個別相談で聞けばOKです。

聞き逃した数字があれば遠慮なく聞きに行けばいいです。

学校生活

授業のカリキュラム、部活動の様子、イベントのことなど、外からは見えづらい詳細を聞いてみましょう。

ただ、先生がすべてのことを把握しているわけではないので、答えが得られなくてもがっかりしないでね。

実際にその学校の生徒になったつもりで、不便かもしれないことや不安に感じそうなことは全部聞いておけばいいですよ。

個別相談で聞かないほうがいいこと

特にないかなぁ…(笑)

入試に関すること、学校生活に関することであれば、基本的に何を聞いても大丈夫です。

当然、パンフレットやホームページは一読したうえで質問や相談しましょう。

聞いてもはぐらかされること

いじめについての噂とか、不登校の人数とか、めちゃくちゃ知りたいところですが、学校の闇の部分を教えてくれる先生はたぶんいないと思います…

気になるなら聞いてみても大丈夫ですけどね。

個別相談に関する疑問

個別相談は何回行ってもいい?

学校説明会は、年間で数回行われます。

少ない学校だと年に2~3回、多いと10回ほど開催されます。

そのたびに個別相談ブースへ足を運んで、こまめに質問や相談をしてOKです。

対応する先生が同じだったりして、「あ、今回も来てくれたんだねー」なんて声をかけてくれる先生もおられます。

顔を覚えておいてもらえると、こちらとしても嬉しいですね。

個別相談には親だけ?子どもも一緒が良い?

特に決まりはありませんが、できれば親子で行くのがいいです。

質問や相談は、できる範囲で子どもにさせたらいいです。

あらかじめ何を聞くのか家で打ち合わせておきましょう。

ただ、子どもが部活体験に行かなければならないなどの場合は、親だけでも全く問題ありません。

実質面接みたいなもの?

そういった噂はたまに聞きますが…

個別相談と面接は別です。

ただ、迷惑行為をしてしまったり、明らかに校風・校則に合わない様子(ピアス・染髪など)があると、学校から目を付けられることはあるかもしれません。

それでも個別相談のせいで不合格になったという話は、私は聞いたことがありません。

 

個別相談の質問集

「特進コースに合格するには偏差値はあとどれぐらい必要ですか」

「(プレテストや過去問の)点数はあとどれぐらい必要ですか」

「特待生になるには、どんな条件が必要ですか」

「算数が苦手ですが、これから何を強化すればいいでしょうか」

「国語の記述問題では部分点はありますか」

「(過去問を見ながら)絶対に落としてはいけない問題はどれですか」

「(過去問を見ながら)差がつく問題はどれですか」

「英検のスコアが有効なのは何年以内のものですか?」

「面接ではどんなことが聞かれますか」

「宿題は毎日どれぐらい出ますか」

「水泳部に入りたいですが、特進コースでも両立はできますか」

「体育祭の準備で放課後に残ることが多いのですか」

「保護者会や参観は年に何回ありますか」

「タブレットやパソコンは必要ですか」

などなど・・・ どうぞコピペやスクショしていってください(^^♪

積極的に聞きまくろう

先生というのは、質問されると嬉しいものです。

どんどん聞いてみてください。

ただ、「それさっき説明したやん…パンフにも書いてあるやん…」という内容を聞かれるのは嫌いな人種です(笑)

恐れずにコミュニケーションを楽しみましょう!

 

対応してくれるのは入試担当の先生であることがほとんどですが、学校生活の全てを把握しているわけではありません。

どうしても答えが知りたいなら、どの先生ならご存じなのか紹介してもらうといいです。

 

それではこのへんで。グッドラック☆

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