先生や先輩や友人は、その人が成功した暗記法を教えてくれます。しかし、
暗記法は人によって好みのやり方があり、教えてもらった暗記法が自分に合っているとは限りません。
私自身いろんな人の暗記法を聞きましたが、結局迷走してしまい、英単語暗記がうまくいかなかった経験があります。
さて、
あなたが仮に英単語を1週間で500語のペースで暗記していくとしたら、どんな方法で暗記しますか?
今から紹介する中に、あなたにぴったりの暗記法がみつかりますように!
ちよ&生徒の人気ベスト5暗記法
私自身が試したものや、生徒に勧めたうちで人気が高かったものを5つの暗記法を紹介しますね。
- 毎日100ずつを完璧に
- 今日1~100、明日1~200、明後日1~300
- 昨日の分+今日の100
- 同じ500を五日間繰り返す
- 今日の日付の番号を拾っていく
一つずつやり方を説明していきます。
毎日100ずつを完璧に暗記する
毎日きっちり100語を暗記していきます。
完璧に覚えきるまで終わらせない。
■デメリットは、完璧を求めるので時間がかかること。それなのに日が経てば忘れてしまうこと。
今日1~100、明日1~200、明後日1~300…と暗記する
上のデメリットを少し改良したのがこの暗記法です。
毎日新しく100語を覚えていく点は同じですが、前日や前々日に暗記したものも一緒に覚えなおしていきます。
繰り返すことで記憶の定着を狙えます。
■デメリットは、日ごとに単語数が増えるため、比例して時間がかかっていくこと。時間の管理がしづらくなる。
昨日の分+今日の100を暗記する
さらに改良したのがこちら。
忘れ防止のために、昨日暗記した100語を見直して、今日の100語を新たに暗記します。
■デメリットは、完璧を目指そうとすると時間がかなりかかること。
同じ500を五日間繰り返し暗記する
月~金まで同じ500語を繰り返します。
一日で覚えきろうとはせず、ペラペラと単語帳を読んでいくイメージ。
毎日同じ単語を見続けることで、自然と暗記していくのが狙いです。
■デメリットは、毎日500語を素早く通していくスピード感を身に着けるのに多少時間がかかる。
今日の日付の番号を拾って暗記する
たとえば今日が25日なら、
№25、№125、№225、№325…№1025…というように下二桁が25の単語を暗記してきます。
前から順番に暗記していくのに飽きてしまった、試験直前の仕上げをしたい、という人におすすめ!
■デメリットは、日付の番号だけだとすぐに終わってしまうこと。
初心者さんにはこの暗記法を勧めます!
私が初心者さんにお勧めするのは、3つ目の 昨日の分+今日の100です。バランスがいいし、計200語というのもちょうどいい。
暗記のやる気を削ぐのって、「頑張って暗記してもどうせすぐ忘れる」ってところなんです。
だから、昨日の分が頭に残っているか確認する、もしくは入れ直すのは絶対に必要な作業だと思います。
入試まで1か月切る頃には、100語ずつだと物足りないので、同じ500を繰り返す か 今日の日付の番号を拾っていく に切り替えますね。
おまけ:人気の英単語帳を紹介
大学受験用の人気英単語帳といえば、この3つ!
まずは英単語ターゲット。通称「ターゲット」「1900」。ターゲットの関連教材やアプリなど、英語学習のためのアイテムが非常に充実しています。
次は、システム英単語。通称「シス単」です。
最後は、速読英単語。通称「速単」。
どの単語帳がいいかは、自分で実際に手に取って見比べるのが一番です。
どの教材でも合格はできます。
入試までの相棒を選ぶと思って英単語帳を選んでください。
英単語暗記は、原則毎日やること
英単語の暗記に、魔法のような方法はありません。
それでも、毎日3年間継続すれば、割と誰でも志望校に受かると思うんです。
多くの人は、早く結果を求めすぎです。
昨日覚えた100語が、今日の模試に必ず出るとは限らない。
今日100語覚えても、その単語は入試まで一度も出てこないかもしれない。
単語を覚えても覚えても、たいてい成績は停滞します。
それでも諦めずにコツコツ英単語を積み上げた人が、結局大きな成果をあげています。
志望校に合格できますように!
それではこのへんで。グッドラック☆