図に書くのはいいことだらけ!
文章だといまいち頭に入りづらいけれど、「あ、この図は見たことある!」という経験はあると思います。
ビジュアル化したほうが印象に残る。
テスト前の勉強では、教科書を読みながら図を書くことをおすすめします。
特に地理・歴史・公民といった社会科と相性がいい!
また、教科書にのっている図や表の書き写しもお勧めですよ。
情報整理ができる。論理思考ができる。
図で書けるということは、情報をきちんと整理できているということなのです。
しかも、図に書いた段階で大部分が頭に残りますので、何度も何度も教科書を読み返すことはもうしなくてOK。
写真に撮って、隙間時間に暗記できる。
教科書を持ち歩くのは荷物になるけれど、自分で書いた図をスマホで撮っておけば、空いた時間にでもすぐチェックできますよ。
社会科のノート点もアップ!
私の 社会が苦手な生徒にも図表化を勧めたところ、なんとノート点がずっと「B」だったのに、「A」に上がった人がいました。
自分なりに情報を整理して図にしておくと、「きちんと理解している」「勉強している」とみなされ、ノート点がアップしやすいです。
保存版!図の書き方の基本
今から紹介する図は、私は国語でも使っています。論説文(説明文)では図を使って整理していくと内容を理解しやすいです。

最も基本の図ですね。Aが原因でBとなった。Aの次にB。AからBへ移った。こんなときに使ってください。

AとBが同じである場合に使います。
逆に、AとBが同じではないということを表したいときは「A≠B」と書きます。

こんなときに使ってみよう↓
A国とB国が戦った。A氏とB氏が対立した。

・同盟 ・血縁
こんなときに使ってみよう↓
A国とB国が条約を結んだ。A氏とB氏が手を組んだ。

こんなときに使ってみよう↓
AとBが合流してCという組織をつくった。

こんなときに使ってみよう↓
C派閥からA派閥とB派閥に分かれた。
図の書き方中級編!

A同盟にはB国とC国が加盟している。

A憲法、B法律、C条例。

AとDは正反対、AとBは近い。

zと10の要素を多く含むものはどれか。

AとBとCに共通するもの、AとCだけに共通するもの。
項目が2つ以上から使える図です。

Eの次はまたAに戻る。
項目が3つ以上から使える図です。

遺伝の単元で出てくる図ですね。
キーワードをタイプ別にしよう

キーワードをタイプ別に使い分けます。
例えば、事件や出来事は□で囲む、人名は〇で囲む、地名は◇で囲むというようにすれば、後で見返したときに分かりやすいね!
できるだけ文字数を減らすこと
頭に残すためには、文章よりもシンプルな単語であるほうが良いです。さらに、単語でもなくイラストのほうが良い場合もあります。
うまくイラストやアイコンを使って情報を整理してみよう!

文字情報をイラスト、アイコンやマークで簡潔に示そう。

社会でよく出てくる国は、漢字一文字で書けるようにしておくと楽ちんです。
※ロシアは漢字だと「露」と表しますが、画数が多くて面倒くさいのでカタカナで「ロ」でいいですw
以上です。
教科書を何度読んでも覚えられなかった人、ノートまとめでテスト勉強が終わってしまっている人に、絶対実践してもらいたい勉強法です。
理解ができないときや暗記がなかなか進まないときは、手を動かすのがいいですよ!
手書きでノートに書くことを私はお勧めしますが、Power PointやWordにあるSmart Artでも簡単にできます。
それではこのへんで。グッドラック☆